【Pixel Watch3レビュー】おサイフケータイ搭載でコンパクト、ミニマルなスマートウォッチ
どうも、Android大好きなうーたです。
僕はPixel 7 Proを所有しているAndroidユーザーですが、Pixel Watchはバッテリー持ちが気になり今までなかなか手を出せず…
しかし、前モデルから電池持ちが改善され、ディスプレイが大型化された新型が出たので購入してみました!
・Google純正で、ミニマルで高機能なスマートウォッチ
・おサイフケータイ搭載、Fitbitアプリで健康管理可能
・最長36時間のバッテリー、ディスプレイが10%大型化
健康機能が強化された、ほぼAndroidスマホなスマートウォッチでしたよ!
このレビュー記事では、スマートウォッチを20本以上持っている僕が、他のスマートウォッチと比較しながらPixel Watch 3のレビューをしていきます。
Pixel Watch3のスペック、サイズ
ディスプレイ | 41 mm カスタム 3D Corning® Gorilla® Glass 5 320 ppi AMOLED LTPO ディスプレイ(DCI-P3 カラー) 最大輝度 2,000 ニト(ピーク輝度) 45 mm カスタム 3D Corning® Gorilla® Glass 5 320 ppi AMOLED LTPO ディスプレイ(DCI-P3 カラー) 最大輝度 2,000 ニト(ピーク輝度) |
サイズと重量 | 41 mm 直径: 41 mm 高さ: 12.3 mm 31 g(バンドを除く) 45 mm 直径: 45 mm 高さ: 12.3 mm 37 g(バンドを除く) |
ストレージ | 32GB |
防水性能 | 5ATM |
バッテリー持ち 充電速度 | 常に表示状態のディスプレイで最長 24 時間使用可能 バッテリー セーバーモードで最長 36 時間使用可能 充電速度(41㎜) • 約 24 分で 50% • 約 35 分で 80% • 約 60 分で 100% |
搭載OS | Wear OS |
対応スマホOS | Androidのみ |
おサイフケータイ | 〇 |
Pixel Watch3を開封、デザイン、同梱物、重量
開封、高級感ある化粧箱
モデルは従来通りの小さいサイズ(41㎜)と新登場の大きいサイズ(45㎜)の2種類に分かれています。
僕は軽量なスマートウォッチが好きなので、41㎜のobsidianを購入しました。
開封。シンプルですが、かなり丁寧に梱包されていて、それなりに高級感があります。
同梱物はシンプルですが、バンドが2サイズ入っているのが嬉しいですね。
接点式だが高速な充電器、質感の良いフルオロエラストマーバンド
充電はワイヤレスでマグネットでくっつくタイプですが、Qiではない接点があるワイヤレス充電タイプです。
バンドはiPhoneなどにも使われているフルオロエラストマーバンドで、重さと厚みがあり、しなやかで質感が良いです。
余ったバンドを内側に入れるため、運動中にプラプラしないため快適。
バンド交換はワンタッチで外せる楽ちんな使用ですが、独自機構なので専用のバンドを公式サイトから購入が無難です。
一応Amazonとかでも交換バンドはあり、たまにうまくはまらないものもあるものの、レビューの評価が良かった下記の製品は良い感じでした。
シンプルな正面デザイン、側面ボタンは2種
Google Pixel Watch 3は、ベゼルが一切ないのでシンプルでスッキリとしたデザインです。
純正バンドとも一体感のある作りになっているので、まさいApple Watchの丸形版という感じ。
裏面にはマイク、スピーカー、センサー類があります。
側面にはサイドボタンと、触覚式リューズがあり、クルクルとデジタルクラウンのように使用でき、振動も心地よく操作感が最高です。
重量比較、Pixel Watch3はアルミなので軽量
バンド込みで55gと軽量です。
大体アップルウォッチ第3世代と同じくらいになっていて、つけていて負担にならないレベル。
バンド型と比較すると重量はありますが、金属式のベルトの腕時計やスマートウォッチよりは断然軽いので運動でも邪魔になりません。
Pixel Watch3をスマートフォンと接続
使用するにはスマホとの接続が必要ですが、スマホの近くで電源を入れただけで接続できるらくらく仕様です。
スマホとの接続はWatchアプリ、健康関係の設定やデータ確認はFitbitアプリで行います。
個人的には2つのアプリで分かれているのは、ちょっと面倒ですね。
Fitbitアプリは健康管理には必要になってくるのですが、通知機能や接続くらいであればなくても使用はできました。
例えば、Amazfitのスマートウォッチとかはアプリ一種類で楽なのですが、Apple Watchもこの分け方なので、こっちのほうがポピュラーかもしれません。
Watchアプリでは、大画面でウォッチの設定できるのは便利ですね。
Pixel WatchはiPhoneは使用できませんのでご注意ください
Pixel Watch3使用レビュー
GoogleのWearOSでPlay Storeのアプリが使える
Pixel Watchでは、Google純正の「Wear OS」を搭載しています。
そのため、Play Storeのアプリが使うことができ、Google Mapなどのアプリを使用することができます。
スマートウォッチ版は自転車とか車の運転時でのナビを気軽に行うこともでき、非常に便利。
また、SoCが進化しているので、スマホ並にサクサク動くのは触っていて心地よいですね。
個人的にすごく便利に感じたのが、Hevyというトレーニング記録アプリに対応していること。
普段スマホで行なっていることが手元でできるというのは、新鮮でちょっと未来感があって良い感じです。
もちろんディスプレイのサイズから文字入力などは不向きなのですが、操作が複雑ではないものは使用感が良いものもありますね。
27種のウォッチフェイス、デザインが良くカスタマイズ豊富、AOD対応
ディスプレイは最大輝度が2000Nitsなので、日光下では自動調整で明るくなり、しっかり文字盤を見ることができます。
純正ウォッチフェイスは27種類と少なめですが、結構シンプルで使いやすいものが揃っています。
また、カラバリをかなり選べたりカスタマイズもバリエーションあるので、実質100通り以上は全然あるので、大体の人は満足できそうです。
一部ウォッチフェイスでは、アプリも自由に設置できるので、僕はタイマーやフィットネスアプリをワンタップで起動できるようにしています。
また、Android Wear対応のウォッチフェイスはPlay Storeから追加で探すこともできます。
AOD(常時表示)は、どの純正ウォッチフェイスでも対応していて、腕時計のように使えてかっこいいです。
常時表示はビジネスシーンでクイッとするのが微妙なときや、つり革に捕まっているときなどにやはりあると便利。
また、ディスプレイ大型化により、文字盤の情報量が多いものでも結構見れるのと、目盛りがあるタイプのウォッチフェイスの見栄えが良いです。
常時心拍測定、睡眠やストレスも高精度で測定
常時心拍測定にも対応しているので、運動時の心拍の確認やストレス測定が可能です。
数値が高いほど、ストレスがない状態なようなので、土日が高くなっていることからちゃんと測定できていそうです。
睡眠機能も項目ごとにスコア化され、睡眠の質が把握できるようになっています。
また、直近でポケモンスリープにも対応したようで、睡眠測定のスマートウォッチとしてはかなり価値が高くなってきましたね。
僕も使い勝手が良ければ、ポケモンスリープやってみようかなという気になりました。
ワークアウトの自動検知、ストレッチなど、運動習慣を作れる
これもApple Watch同様の機能で、ワークアウトの自動検知に対応。
例えば、駅まで10分ちょっと僕の場合は歩くときに、途中でワークアウトと判別されました。
ワークアウトの計測し忘れがなくなるのは良いことですが、個人的には駅まで歩く時にも通知が来ることで煩わしいと感じました。
そのため、ワークアウトのトレーニングごとの設定部分で通知をOFFにすることで、自動検知をOFFにできました。
ジムで「Hevy」を使用してみましたが、手元で心拍を確認しながらトレーニング回数を入れていけるのはかなり使い勝手良かったです。
また、Fitbitアプリでは独自のヨガやトレーニングの動画があり、手軽に運動できます。
筋トレはジムで行うので、ヨガとかもあるのはいいなとは思うのですが、正直こういった動画って今YouTubeにたくさんあります。
そのため、半年間は無料とはいえ、FitBitプレミアムが月額500円で入りたいかというとちょっと微妙かなという感じもします。
その他、パーソナルワークアウトという自分の目標に合ったトレーニングを教えてくれる機能もあるみたいなので、色んなトレーニングを知りたいという方にはいい機能かもしれません。
返信まで出来る通知機能、LINEはログも見れる
通知機能はほぼスマホ同様に表示され便利です。
また、LINEでは独自アプリもあるので、今までのトーク履歴も見れるのが便利です。
そのまま簡単なLINEの返信とかもできたりするので、手をふさがっているときとか、かばんにスマホを入れる人は便利かも。
音楽コントロール、カメラプレビュー、録音などが便利だがPixel以外は機能制限アリ
その他機能も盛りだくさんで、手軽に手元で録音もできます。
しかし、残念ながらPixelスマートフォン以外では機能制限されており、ウォッチ内でしか再生保存できません。
Pixelスマートフォンでは、スマホ側と同期できるらしいので、便利な書き起こしなども活用できて便利そうです。
また、リモートシャッターもPixelスマートフォンでしか使用できないようです。
録音はまだしも、他のスマートウォッチはリモートシャッターは大抵機種関係なく使えるので、ここまで制限はかけなくてもな~という感じもします。
メディアコントローラーは再生中、ウォッチフェイスに常に表示して、アクセスできるようにもできたり利便性が高いです。
また、内部ストレージがあるので単体で音楽再生もできます。
再生にはワイヤレスイヤホンが必要ですが、運動の時は身軽にできて良い機能です。
嬉しいおサイフケータイ搭載、スマートロック解除にも使える
嬉しいことにおサイフケータイも搭載しているので、SuicaはもちろんiDも使用可能です。
僕はいつもジムで自販機で飲み物を買うのですが、そんなときも腕だけで楽ちん支払いです。
ちなみに、Suicaはオートチャージや定期券が非対応らしいので、その点は注意が必要ですね。
また、NFC対応のスマートロックがあれば、スマートウォッチがカギにもなります。
普段パスコードを入力して開場してるので、腕時計をかざして開けられるのが、個人的には一番便利で感動できる使い道かもしれません。
バッテリーと充電:1日は十分持つ、急速充電が便利
バッテリー持ちは、常時点灯ありでも24時間、バッテリーセーバーありでは36時間持つとされています。
実際に使用してみたら、常時表示ありでも24時間使用しても53%残っていたため、1日は十分使用できそうです。
その他にもお休みモードの実装により、前モデルからはだいぶ電池持ちが進化しているようです。
また、かなり良いなと思ったのが、充電スピードがかなり速く1分あたり大体2パーセントほどの充電速度で充電できました。
電池残量 | 充電時間 |
20%→80% | 23分 |
20%→100% | 55分 |
具体的には20%→80%までは20分ほどで充電できたので、朝シャワーの時に充電する感じでも十分1日は使えそうです。
以前使っていたGalaxy Watch 4では充電スピードは1分1パーセントほどだったので、短い時間で充電できるのは結構便利だと感じました。
とはいえ、2泊3日の旅行とかは厳しいので、そういう時は充電器は必須ですね。
Pixel Watch3のレビュー、メリット、デメリット、おすすめな人まとめ
Wear OSを搭載したPixel Watch3は、バッテリー持ちもだいぶ改善されPixelユーザーにとっては最高峰の機能を持ったスマートウォッチでした。
個人的にはPixelスマートフォンかつ、Fitbitプレミアムでないと最大限の機能を出さない点は不満です。
しかし、Pixelユーザーなら便利に使えますし、アプリやおサイフケータイを使える点とミニマルなデザインは唯一無二です。
健康管理を重視するPixelユーザーの方にはバッチリはまると思うので、ぜひチェックしてみくださいね。