【FGO】水着BB(ホテップ)は何者なのか?クラス、プロフィール、絆礼装の考察
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FGOの水着イベント「サバフェス」。
新規サーヴァント「水着BB」が性能面やキャラクター面で非常に注目を浴びていますよね。
前からムーンキャンサーが欲しかったため、僕も全力で引きに行きました・・・。
ところで、このBBというキャラなんですが、FGOにおいては使えば使うほど、結局この子は何者なの!?となってきます。
個人的な結論としては、
「BBは二つの神を取り込んだ気になっている勘違い系後輩ちゃん」
と思っています。
BBの正体を考えるうえで重要なポイントをまとめながら、考察をしていきます。
※水着BBとサバフェスに関するネタバレが多数です
①ムーンキャンサーというクラス
まず最初にBBの最大の特徴として「ムーンキャンサー」というクラスが挙げられます。
ムーンキャンサーは「月の癌細胞」という意味です。
水着BBは再臨状態によって、大きく姿が変わりますが、イベント中でも二つの神をインストールしたと説明がされています。
1.ハワイの女神「ペレ」
2.無貌の神「ニャルラトホテプ」
(ナイアルラトホテップとも)
[出典:クトゥルフ神話]
クトゥルフ神話の神である「ニャルラトホテプ」は、外世界の神であるといわれています 。
外世界の神に同じく関わるのが「フォーリナー」です。
フォーリナーの意味は「降臨者」。
世界の外から来訪したとされる”異存在”そのものか、それと混じったもの、依り代となったものがこのクラスに該当すると思われます。
BBが北斎イベの時に言っていたフォーリナーの定義は以下の通りです。
「狂気の内にありながら純粋さを失わない、あるいは狂気に呑まれながらそれを逆に呑み尽くした者」
つまり、水着BBは、
外の世界の神「ニャルラトホテプ」という外なる神と同調した(自称)にもかかわらず、フォーリナーではないのです。
なので、上記の定義を元に考えると、クラスがムーンキャンサーのBBは
・狂気の内にあり、純粋ではない。
・狂気に呑まれてしまった。
のどちらかになります。
マイルームのボイスなどを聞いていると、BBは二面性があり純粋とは程遠い状態です。
なので、「純粋ではないが、狂気に呑まれていない」と取ることもできると思っています。
②「サバフェス」における水着BB
イベント内で重要な描写は自分が考えるに2点ほどあります。
1.ペレとニャル様、どちらの人格のほうが強いのか
ニャル様の人格のほうが強いように感じます。
理由としては、ハワイの女神ペレはキラウェア火山を愛するにもかかわらず、水着BBはキラウェア火山には近寄らず、ニャル様と目が合ったマウナケア天文台で何度も目撃されていたためです。(巌窟王と水着ジャルタの会話より)
ですので、ペレの要素は第二、第三再臨で外見に特徴が残っていますが、内面の人格はニャル様のほうが強いという事がわかります。
これを前提とすると、タイトルであるBBが何者かと考えたときには、ニャル様なのか、BBなのかで考えていくことになります。
2.水着BBの目的は何なのか
サバフェスイベでのBBの目的はプロフィールの絆レベル5の文章で語られています。
BBはハワイ諸島を邪神の力で「時間の檻」に閉じ込め 、永遠に終わらないリゾートを実現することで、「未来に待っている絶望」からマスターを救おうとフェスティバルを企画するのだった。
つまり、マスターへの思いやりで、あのサバフェスの騒動を起こしたことがわかります。
なので、少なくともニャル様と同調した後でも目的は変わらず、途中まで順調に進行しており、狂気に呑まれているにしては行動が善良なものだなと感じます。
③絆礼装「深淵のラストリゾート」は何か【2.7追記】
絆礼装のイラスト、および詳細情報はなかなかショッキングな内容になっています。
まるで時間が止まったかのような夜だった。
カレンダーは12月31日の23:59で停止したまま、
もうしばらく、一向に動かない。
「あら、まだ起きていたんですか?」
傍らで愛しい彼女が微笑む。
名前が思い出せない。
天文台の明かりは落ちているが今夜はソラが明るい。
まるで深宇宙が目の前に墜ちてきたような。
「静かですね。私たち以外、もう誰もいないみたい」
淑やかに囁く甘い声。
弛緩する指先。閉塞する思い出。常駐する時間。
名前が思い出せない。
「ふふ、見てください。あんなにも星が綺麗」
見上げるソラはもう何もかもが手遅れだった。
巨大な深淵。三つの赤い星。発狂する冬の星座。
すべての生命が消えた惑星。
であれば、ここは月面に開いたクレーターか。
「ふふ、うふふ、ふふふふふ――――――」
傍らで■■が微笑む。
名前を思い出せない。彼女のではなく、自分の名前が。それがアナタのいる最後の夜。
時間と空間の狭間にある飼育箱。
永劫に抜け出せない、陥穽のハネムーン。
文章を見たときのポイントは3つです。
1.12月31日で時間が止まっている
2.BBとマスター以外は誰もいない
3.天文台の近くで深宇宙のような者に接触している
この絆礼装の詳細の文章は難解で、かなり想像の余地が残された文章です。
「自分」が名前を思い出すことができないので誰かわからないですし、地球にある天文台の明かりが見えているのに、月面のクレーターみたいなものも見えているそうです。(※下記に追記あり)
ここからは、どういう状況なのかの考察です。
場所が地球でなおかつ、「自分」がマスターだったと仮定したとき、以下のように推測する事ができます。
サバフェスのシナリオの中では、マスターに聖杯へ願いをかけさせるというBBの目論見は阻止されました。
しかし、その目論見が成功し、もし聖杯が起動していたら、この絆礼装の世界になるのではないかと思います。
マスターは人理焼却の未来から世界を救っちゃうくらい、世界への愛に満ち溢れた人格者なので、聖杯には世界平和を願いそうです。
BBが提供した聖杯には仕掛けがされていて願いが反転するとのことでしたから、人類が皆が不幸になったり、いなくなるという未来になってもおかしくありません。
その後、主人公が絶望する12月31日の未来が起きる直前に、BBが権能で再び時間の檻(23:59)を作るわけです。
(もしかしたら、時間の停止については未来を願うマスターの願いが反転した結果かもしれませんけどね)
そして、その権能を目の当たりにしたのが絆礼装の状態であると…。
ちなみに、最終再臨のボイスも似た状態です。
こちらはセリフ上、マスターとBBの二人きりが確定ですが、場所や時間がどうなったかはわかりませんけどね。
「ええ、本当に、二人っきり。だって、マスターさん以外の人間はとっくに消してしまいましたから。」
【※2019.2.7追記】
2019バレンタインイベントで新たな情報がわかりました。
チョコをあげると水着BB固有のシナリオを見ることができます。
シナリオ後半で「11:59」という数字が画面上で出てくることから、絆礼装の世界で間違いないでしょう。
重要なセリフを抜粋します。
カルデアにて
「邪神とは何だったの?」
↓
「そうですねー。簡単に言うと
”ごっこ遊び”のようなもの、でしょうか?」
天文台にて
「だって、片時も離れず、ずっとマスターさんを見守っているのがこのわたし」
「さあ_元の場所に戻りましょう?
この先の未来には辛いコトばかりですもの」
まず、絆礼装の文章だけではわからなかった、「誰か」という事は、「マスター」であると確定しました。
ただ、BBの正体はなんなのか、については徹底的にぼかされていますね。
「ごっこ遊び」と言っているくらいですから、BBが邪神のふりをして遊んでいるような感じにも取れますけどね。
そして、この世界がどうなってしまったものなのかについて。
特に追加の情報もないので、やはりBBの目論見が成功し、マスターの願いが反転した聖杯を起動してしまった世界だと思います。
ゆがんだマスターへの愛情で、この世界になるように仕向けたようにも見えますね。
怖いながらもBBのセリフには優しさを感じるんですよね。
ちなみに、イベント冒頭で「now hacking」と出ることから、カルデアにいる場面こそが「夢」または「番組」で、天文台にいる場面がこの世界での現実と推測することが出来ます。
これを踏まえたうえで2週目を見てみると、なかなかゾッとするシナリオですね。
④プロフィールの最後の文
しかし本当に邪神と同調したのだろうか?
すべてはBBの思い込み、プラシーボ効果かもしれない。
※プラシーボ効果=偽薬効果とも呼ばれており、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒することを意味する
9/1に追加されたプロフィールは、こんな意味深な文章で終わっています。
この文章からは二つ可能性を感じることができます。
1.ペレやニャル様と同調したのは思い込みで、プラシーボ効果で権能を発揮した。
2.ニャル様と同調してはおらず、同調したと思っているのが思い込みで、ニャル様にBBが取り込まれている。
僕はわざわざ「プラシーボ効果」なんて言葉を使うのだから、
「1.ペレやニャル様と同調したのは思い込みで、プラシーボ効果で権能を発揮した。」
の説が有力だと思っています。
先程述べた通り、ニャル様が完全に取り込んでいたとしたらサバフェスでの行動は違和感があるからです。
あと、妄想みたいな話ですが
そもそもBBはAIです。
本人曰く、二つの神が混ざった(入れた)事を「インストール」と言ったりしています。
BBが権能を発揮したり姿をかえたのは、二つの神のソフトウェアみたいなものをインストールしたり、思いこんだだけかもしれません。
正直少し感情も入っています。
邪神にすべて取り込まれたBBっていうのは少し悲しいですからね…。
まとめ
・水着BBは純粋でないか、狂気に呑まれている。
・サバフェス騒動の目的自体は善良なもの。
・絆礼装の世界は聖杯が作動したifの世界かも。
・邪神同調は「プラシーボ効果」かもしれない。
今までの考察やわかった事をまとめるとこんな感じになりました。
僕の結論は
「BBちゃんはそのままで、思い込みで権能を発揮したり姿が変わった」
という何とも言えないものになりましたが、すべての条件を満たすものが僕にはそれしか思いつきませんでした。
また、絆礼装の世界は何なのか、プラシーボ効果の意味については、情報が少なく僕個人の予想である部分が大きいです。
もし、この他の考え等ありましたら、コメントやリプで送ってもらえると嬉しいです。
それではまた。
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古い記事にコメント失礼します
先日のツングースカイベントで気づいたのですが、ゲーム内においてBBはヒト科で水着BBはヒト科ではない判定になるようです。
他のフォーリナー組や神性が混じっている擬似サーヴァント組はヒト科判定を受けることから肉体ないし容器の方を参照しているのかなと思いました。
そう仮定した場合水着BBは容器から元とは別の人ではない存在にすりかわっているととらえるべきなので、ニャル様に取り込まれた仮説の方がしっくりくるなと思いました。
長文失礼しました。面白い考察で参考になりました。