【新型iPad Pro(2020)】iPadヘビーユーザーが、新型に買い替えなかった5つの理由
どうも、うーた(@u_ta_kasou)です。
先日電撃発表された新型iPad Pro。
旧型のiPad Pro11インチは発売日に購入しましたが、今回の新型は数日間悩んだ結果買い換えない事にしました。
というのも、前回のiPad Proのアップデートに比べて、進化も小さく、価格に見合わないと感じたんですよね。
この記事では、新型iPad Proを買い換えなかった5つの理由を書いていきます。
【新型iPad Pro(2020)】買い換えなかった5つの理由
①Magic Keyboardが旧型にも対応
②Smart Keyboard Folioの買い替え必須
③SoCの進化が少ない
④カメラはスマホで十分
⑤2020年秋に新型が出る噂がある
①Magic Keyboardが旧型でも使えるから
新型iPad Proの進化の大本命は、Magic Keyboardだと言ってしまってもいいでしょう。
実際にTwitterのTLでも盛んに議論がかわされていたのは、浮いた本体とトラックパッド対応になったことです。
実は「Magic Keyboard」は1世代前のiPad Proでも使用可能です。
旧世代のiPad Proで使用する場合、カメラ穴が大きく空いてしまうデメリットはありますが、価格を考えたら些細な問題でしょう。
【Magic Keyboard】Smart Keyboard Folioとの比較、進化した点まとめ【新型iPad Pro(2020)】
②スマートキーボードフォリオの買い替えが必要だったから
旧型のsmart Keyboard Folioは新型iPad Proで使用することができません。
理由はカメラ穴が合わないからです。
さらに言えば、例えば今年3月にiPad Proを買い替えたとしても、Magic Keyboardが発売するのは5月。
そして、僕の運用上iPad Proでブログをほぼ書いているので、キーボードなしで3月から5月の2ヶ月間使用するのはきついんですよね。
なので、多分2ヶ月のためだけに新型のカメラ穴が大きいsmart Keyboard Folioを買うことになってしまいます。
約2年間弱でキーボード3つで合計8万円ほど・・・
③SoCの進化が少なかったから
搭載SoC
・iPad Pro(2018)
→A12X
・iPhone11/11 Pro
→A13
・iPad Pro(2020)
→A12Z
SoCは強化されたのですが、おそらくマイナーアップデート止まりです。
具体的に言えば、GPUのコアが一つ増え、高速になったようです。
しかし、マイナーアップデートと言える根拠はSoCのナンバリングです。
2019年の秋に発売されたiPhoneでは、A13というSoCが搭載されていました。
ただ、2020年春の今回のiPad Proは、iPhoneの進化からまた逆戻りして、「A12」に戻っています。
Zという名前が新たについているとは言え、、、です。
これはApple自身としても、新たにナンバリングをつけるほどの性能はないと言っている風にも感じます。
また、もう一つの裏付けとしては、今までiPad Proは基本的に価格があがりつづけてきたのですが、今回は逆に1万円前後値下がりしました。
これは、よくSoCの進化がないけど機種をアップデートする時に行う手法です。
この辺りからもSoCの進化は少ないだろうなという推測ができました。
④カメラはスマホで十分
そもそもiPadでがっつりカメラの撮影をしようと思わないですよね。
背面がデュアルになったところで、「iPadを持ち出して超広角カメラで撮影したいな〜」と思ったことは一度もありません。
むしろ僕が利用するような、書類を撮ってあとで注釈するみたいな用途だったら今のカメラでも十分すぎるくらいです。
また、画質としてもiPhoneシリーズのカメラよりはスペックダウンされているので、最新のすごいカメラというわけでもありません。
そのため、スマホのカメラを利用した方がきれいに撮影できるので、iPadのデュアルカメラは必要ないというのが率直な感想です。
▼最近購入したカメラがすごいスマホ
⑤2020年秋に新型が発売される噂があるから
New 5G iPad Pro coming towards the end of this year (barring any further delays).
A14X chip. Same everything else.
🧻🧻🧻🧻🧻
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 19, 2020
【和訳】
新しい5G iPad Proが今年の終わりに近づいています(それ以上の遅延はありません)。
A14Xチップ。他のすべてと同じ。
MacBook Air新型の発売予想を的中させたYouTuberが、5G対応のiPad Proが2020年秋に発売すると予想しています。
しかも、その時にiPad ProではSoCもA14Xにアップデート、マイクロLEDという次世代のディスプレイを搭載してくるという情報もあります。
この予想が当たれば、2020年春のiPad Proの進化よりも、秋は大きなアップデートになります。
まぁ、正直この情報は不確定なリーク情報程度のものなので、参考までに、というところです。
しかし、今回のiPad Proは進化した点がイマイチ物足りなさを感じたし、5G対応がされなかったので、意外と的中するんじゃないかな〜と予想しています。
それでもちょっと欲しくなった3つの理由
①ARスキャナは気になる
②スタジオ品質マイクは動画撮影向き
③メモリ増加は動画編集、写真編集に活きそう
①ARスキャナはちょっと気になる
今回初搭載されたAR用のLiDARスキャナが、今後どのように使用されていくかは気になります。
LiDAR(Light Detection and Ranging:光検出と測距)は、光が対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して距離を割り出す。
参照:Apple公式HP
普通のカメラで測定するより、ARを使用する時に正確に距離を割り出すことができ、より精度の高いARを楽しむことができるようです。
Apple自身が言っている通り、ARを楽しむデバイスとしては新型iPad Proは一番最適なデバイスになり得るでしょう。
ただ、現状ARを使う場面というのはせいぜい新たなAppleデバイスを卓上に置いて楽しんだり、一部のARゲームを楽しむくらいのものです。
②スタジオ品質マイクは動画撮影に良さそう
僕はたまにiPadのスクリーンレコーダーで動画を撮ることがあります。
というのも2018年モデルのiPad Proは、かなりマイクの音質が良いんですよね。
それが今回はさらにマイクが増えて5つになり、しかもスタジオ品質とい言われていることで、どれ程の性能になっているのか気になるところです。
ゲーム実況をやったりする方にとってもいいと思いますし、会議の録音とかにも使えると思えます。
ただ、この辺りは実際に実機のレビューが出てこないとどこまで強化されたかわからない所なので、続報に期待という感じです。
③メモリの増加は動画編集、高度の写真編集に活きそう
朗報
iPad Pro 第四世代は全モデルRAM 6GBの模様。これで安心して低容量モデルが買える…!!
スコアに関してはA12Z BionicはA12X Bionicより1万点伸びるにとどまっている模様。
A12Xが強すぎたなww pic.twitter.com/RzGfTDoD8k— たかめ®︎ (@gaojie_TKM) March 19, 2020
リーク情報でのANTUTUスコアですが、どうやらメモリは6GBに強化されたようです。
旧型のiPad Pro(2018)は、1TBモデル以外は4GBだったので、進化した点と言えます。
僕はiPad Proで動画編集をしているので、正直メモリの強化はかなり魅力的です。
しかし、現状10分ほどの動画編集では今のところカクツキとかも感じないので、なんとか踏みとどまったという感じです。
例えば、Photoshopだとか何十枚もレイヤーを重ねて、作業するとかいう方だとメリットを大きく受けることになるかもしれません。
【新型iPad Pro(2020)】買い換えなかった5つの理由まとめ
・本命のMagic Keyboardが旧機種でも使える
・アップデートがイマイチ物足りない
・買い替えではなく、新たな購入ならおすすめ
今回のiPad Proの進化は、以前のものより正直控えめで、2018年モデルを購入した僕は買い替えはしないという結論になりました。
ただ、反対に言えば、iPad Proは大幅なアップデートしなくても十分魅力的で、値下げもしてるし、かなりお買い得なモデルだとも言えます。
ぜひ、検討してみてくださいね。
どうも、うーたでした。
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