【Amazfit T-Rex 2レビュー】最高にクールでG-SHOCKのように使えるタフネススマートウォッチ
どうも、スマートウォッチを30本以上持っているうーたです。
スマートウォッチの多くは、普通の防水性能は持っているものの、傷が付きやすかったり、電池持ちが悪かったりとラフに扱うのが難しかったりしますよね。
そんな方に最適な、Amazfitシリーズから多くのアウトドア機能を搭載したタフネススマートウォッチの最新モデルが発売されました。
・15種のIML規格準拠のテストをクリアしたタフネススマートウォッチ
・アウトドア機能満載なのに通常24日間のバッテリーもち
・G-SHOCKのような最高に無骨でクールなデザイン
この記事では、Amazfit T-Rex 2を他のスマートウォッチと比較しながら、正直にレビューをしていきます。
この記事ではメーカー様より商品をご提供頂き、レビューを執筆しています。
Amazfit T-Rex 2のスペック
Amazfit T-Rex 2 | |
価格 | 43,780円(税込) |
ディスプレイ | 1.39インチ AMOLED 454×454 |
サイズ | 47.1 x 47.1 x 13.65 mm |
重量 | 66.5g(ストラップあり) |
バッテリー | 500 mAh(通常使用で24日間) |
防水性能 | 10ATM |
耐久性能 | 15種類のMIL規格に準拠するテストをクリア 70度の耐熱性 -40度の耐寒性 240時間の耐湿性 96時間の耐塩水噴霧性 耐氷結、体氷雨性 耐衝撃性 |
センサー | BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー (血中酸素、6PDDに対応 ) 加速度センサー ジャイロスコープ センサー 地磁気センサー 環境光センサー 気圧高度計 |
GPS | デュアルバンドと 5 種類の衛星測位 (GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS) |
接続 | BT5.0 Wi-Fi 2.4GHz |
対応OS | Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上 |
搭載OS | Zepp OS |
15種のIML規格準拠のテストをクリアした功績が評価され、2年連続で世界的な障害物レースであるスパルタンレースのオフィシャルパートナーにも選ばれているようです。
#Amazfit は去年に引き続き #Spartan とパートナーシップを締結しました!!💪
— Amazfit Japan (@AmazfitJapan) July 12, 2022
スパルタンレースは、世界40カ国・年間170レース以上が開催されている世界最高峰最大級の障害物レースです。
Amazfitは、世界中のスパルタンレースを応援しています #スマートウォッチ #T-Rex2https://t.co/kuai7wkeu0
Amazfit T-Rex 2のデザイン、同梱物、重量
Amazfit T-Rex 2は、カラーが3色展開されていますが、僕はブラックを選択しました。
正面から見るとベゼル部分が盛り上がっており、G-SHOCKを彷彿させるようなデザインとなっております。
ベゼル部分があると厚みは増しますが、画面が傷つきづらくラフに使いやすいです。
側面にはクールな赤文字の刻印ロゴと、セレクトボタン、バックボタンがあります。
ボタンで操作できるため画面に指紋がつかないのが良いですね。また、手袋装着時でも操作できるのがメリットです。
厚みは13.65 mmで結構ゴツっとしており、Amazfit GTR 3 Proと比較しても約3mmほど厚いです。
このゴツさがかっこいいですが、腕が細めの方は少し浮いた感じになるのと、シャツの袖などは通らないものも出てくるので注意が必要です。
裏面はセンサー類と充電端子。
バンドはシリコン製となっており、凸凹と空気の通り道を作ってあるので意外にも通気性が良く、バンド止めがしっかりしているためズレないのも好感触。
なおこのバンドはバネ棒式ではなく、専用のピンでしっかり差し込まれ接続されているので、交換は少し手間がかかりそうです。
重量はバンド込みで65g。
・Amazfit T-Rex 2 → 65g(実測値)
・Amazfit T-Rex Pro → 59.4g
・Amazfit GTR 3 Pro → 43g
・Apple Watch7(45mmアルミ、バンド込) → 72g
前モデルから5g程度重くなり、GTR 3 Proと比較すると20gほど重たいです。
しかし、Apple Watchの最新モデルのアルミ、シリコンバンドの組み合わせでも70g前後となっているので、特別重たいわけではないです。
この重量感が質感をアップさせています。また、バンドと本体の重量バランスが良いので、思ったよりストレスはないです。
Amazfit T-Rex 2をスマホアプリと接続
使用するには、スマートフォンのZeppアプリを使用して、接続する必要があります。
アプリのデバイス画面から「+」を押し、表示されたQRコードを読み込む簡単仕様です。
スマートウォッチの通知や設定を細かくアプリ側で設定できる他、健康管理などにも使えるアプリとなっております。
Amazfit T-Rex 2との実機レビュー
デジタルもかっこいい、150種以上のウォッチフェイス
文字盤を表示させた状態のデザインは最高にクールの一言。
Amazfit GTR 3 Proなどのシンプルなデザインも良いですが、Amazfit T-Rex 2はボタンやベゼルの無骨なデザインがデジタルの文字盤にもマッチしています。
スマホアプリから150種以上の文字盤から選択できるので、多くの方は満足できるのではないかなと思います。
一部の文字盤はカスマイズにも対応していて、歩数や天気など自分がよく確認する項目を表示する、といった事も可能。
さらに文字盤によっては、ショートカットでアプリを起動できるものもあり、かなり文字盤も高機能になってApple Watchに近づいてきた感じがあります。
また、常時表示にも対応していて、時刻を常に表示し一般的な腕時計と同じように使うことができます。
簡素な表示とはなりますが、元のウォッチフェイスに合わせたデザインになっているので、切り替えもスムーズ。
G-SHOCKライクなデザインが良く、ウォッチフェイスがかっこいいので、着けてて嬉しくなります。
Zepp OSによってアプリ拡張ができ、Google Mapも間接的に使用できる
Zepp OSが搭載されていることにより、現状21種のアプリをインストールできるようになっています。
Apple WatchやAndroid Wearに比べたらまだまだですが、順調に個数は増えており今後に期待できますね。
なかでも、ナビゲーションWearというアプリを使用することによってGoogle Mapsからデータを取ってきて、ナビをすることも可能です。
①Zeppアプリ内でナビゲーションWearをT-Rex2にインストール
②スマホにもナビゲーションWearをインストール
③ナビゲーションWear内の説明に則って設定し、Google Mapsを目的地を設定
そうするとスマホのナビと同じように、道案内情報がT-Rex2にも表示されます。
マップ自体が表示されるわけではないのでAndroid WearのGoogle Mapsに比べると情報量は少ないですが、自転車の運転中などでは便利に使えますね。
その他にも株価のアプリもあり、ヤフーファイナンスにある米国株限定ですが、自分の気になる銘柄を設定して表示などもできます。
通知機能、カスタマイズ可能で優秀
スマホの通知表示もしっかり機能しており、アプリアイコンと差出人も表示されるため、大まかな内容を手元で把握できます。
また、クイック返信にも対応していて、予め決めた返信内容を返したり、絵文字で返信できるのも結構便利。
スマホを鞄に入れるタイプの方も、LINEでの「了解」みたいな返信はすぐ対応できますね。
運動計測150種以上、GPSナビゲーション機能搭載
運動計測はなんと150種以上測定できます。
5つの衛星測位に対応した高精度のデュアルバンドGPSを搭載しているので、ウォーキングで使用したところ歩いたルートのトラッキングができました。
さらに8種類の運動は自動で認識して、計測を開始することも可能で、試しに1分ほど歩いてみたら計測を開始するかの確認画面が出ました。
自動で認識されることで、計測漏れがなくなるのは良いですね。
また、GPSによるルートのトラッキングだけでなく、アップデートにより新たにナビゲーション機能にも対応。
特にハイキングやサイクリング、ランニングで便利な機能です。
例えば、以前通ったランニングルートをナビゲーションしてペースを比較したり、ハイキングルートをGPXファイルをインポートしてナビゲーションする、なんてことができます。
試しに以前通ったランニングルートを取り込んで、リアルタイムナビゲーションをしてみました。
そうするとルート通りの道から外れていないか、方角が合っているかなどを確認しながら進むことができました。
また、新規のルートをナビゲーションしたい場合は、GPXファイルをインポートすることでナビゲーションできます。
例えばハイキングや登山の場合は、ヤマレコというサイトでルートを作成し、GPXファイルを作成できます。
その後GPXファイルをZeppアプリでファイルを開き→Zeppアプリのマイルートに保存→T-Rex2へマイルートの画面から転送という流れでインポートできます。
試しに近くの小さな山でのハイキングで使用してみました。
方角があっているか、ルートからどれだけ外れているかなどを確認しながら、安心して歩くことができました。
方角については、北を上にする設定と、現在向いている位置を上にする設定があり、向いている方向が上のほうがGoogle Mapsでも馴染みがあり使いやすかったです。
高度や歩くペースも計測しながら歩くのは初めてだったので、なかなか新鮮で楽しかったですね。
手間は結構必要なもののスマホがオフラインでもナビゲートできるので、ハイキングや登山で安心です
ワンタップで4種の健康管理
ワンタップで測定という機能で、4つの健康指標を一気に計測することができます。
①心拍数
②ストレス
③血中酸素
④呼吸速度
45秒で血中酸素含め測定できるので、例の感染症予防や早期発見もしやすく安心ですね。
バッテリー持ちは常時表示ONでも7日以上、通常使用なら20日以上
条件 | 1日あたりの消費 | 電池持ち |
①常時表示あり | 13%消費/日 | 7~8日ほど |
②常時表示なし | 4%消費/日 | 25日ほど |
肝心の電池持ちですが、常時表示をONにするかで大きく変わります。
常時表示ONでも1週間以上もつ電池持ちで、常時表示をOFFにすると1日あたり4%ほどしか消費しなかったので、25日ほど使用できる見込みです。
その他計測の頻度によっても変わりますが、僕は毎日30分ほど運動計測、通知はON、心拍計測は通常OFF、睡眠計測はONといった設定で使用しています。
高性能なApple Watch等のスマートウォッチだと、1~2日ほどしか電池がもたないことが多いので、この電池もちは大きなメリットですね。
1週間以上電池もつので、週末に充電するだけで良いのでストレスなく使用することができます!
Amazfit T-Rex 2のレビューまとめ
Amazfit T-Rex 2は、運動や健康に対する機能が盛りだくさんで、最高にクールなタフネススマートウォッチでした。
アプリ数がまだ少ない点と、おサイフケータイ非対応な点は惜しいですが、バッテリー持ちやアウトドアに適したデザインなど、他より優れた点もたくさんあります。
僕は運動時や趣味のハイキングのときは、絶対に使おうと思ったほど気に入ったスマートウォッチだったので、是非チェックしてみてくださいね。
【Xiaomi スマートウォッチ】Amazfit、Mi Band、Mi Watchシリーズの比較とおすすめモデル!