【ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch2レビュー】高耐久TMRスティック搭載、安心の任天堂ライセンスコントローラー

■最終更新日 2025年11月23日 by u-ta
こんにちは!ガジェットとゲームを愛するブログ「電脳ライフ」の管理人です。
ついに「Nintendo Switch 2」が発売され、周辺機器も次々と新しいものが登場しています。
中でも、長年任天堂ライセンス商品を作り続けているHORI(ホリ)から発売された「ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2」は、多くのゲーマーが注目している一台ではないでしょうか。
今回の目玉は、何と言っても「TMRスティック」の採用。
ドリフト(誤動作)しにくい最新技術を搭載しながら、連射機能や背面ボタンも完備しているという、まさに「実用性重視」のコントローラーです。
この記事では、実機を購入した私が、デザインや持ち心地はもちろん、注目のTMRスティックの感触、そして純正の「Switch 2 Proコントローラー」と比較してどうなのかを徹底レビューします。
『スプラトゥーン』や『ポケモン』、『エアライダー』での使用感も交えてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch2デザイン、同梱物

まずは開封していきます。カラーバリエーションはクリア感のある5色展開で、ガジェット好きにはたまらないスケルトン仕様です。内部の基盤が透けて見えるデザインは男心をくすぐりますね。
同梱物は以下の通り、非常にシンプルです。

- コントローラー本体
- 充電用USBケーブル(USB Type-A to Type-C)約2m
- 取扱説明書

手に持ってみて最初に感じたのは、「意外としっかりした重さがある」こと。
前作のワイヤレスホリパッドが約180gと非常に軽量だったのに対し、今作は約235gと重量が増しています。
しかし、これはネガティブな要素ではなく、純正Proコン(約246g)に近い重量感になったことで、プレイ中の安定感が増しました。
グリップも少し細めで内側にカーブしており、手に吸い付くような握り心地は良好です。
ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch2との接続方法、Switch2スリープ解除について

接続方法はBluetooth 5.0による無線接続です。
Switch 2本体の「コントローラーの持ちかた/順番を変える」画面で、コントローラー上部のシンクロボタンを長押しするだけで簡単にペアリングできました。
ここで、純正Proコンと比較した際の最大の注意点をお伝えします。
本製品は、Switch 2本体のスリープ解除(ウェイクアップ機能)には対応していません。

純正ProコンならHOMEボタンを押すだけでテレビとSwitchが起動しますが、このコントローラーの場合は、まず本体の電源ボタンを押してスリープを解除する必要があります。
地味な点ですが、リビングでソファに座ったままゲームを始めたい人にとっては、少し手間に感じるかもしれません。
また、有線接続での通信はできず、あくまで充電のみという点も覚えておきましょう。
ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch2の使用レビュー
信頼の任天堂ライセンス商品のコントローラーでSwitchとSwitch2で使える

やはり「任天堂公式ライセンス商品」という安心感は絶大です。
サードパーティ製コントローラーにありがちな「本体のアップデートで急に使えなくなる」という心配がありません。
さらに嬉しいのが、「Nintendo Switch 2」だけでなく、従来の「Nintendo Switch」でも使用可能という点です。

新旧どちらのハードでも使えるため、Switch 2への移行期間中や、サブ機として旧Switchを使っている方にとっても無駄になりません。
動作の安定性も抜群で、接続が途切れるようなことは一度もありませんでした。
高耐久・高速なTMRスティックを搭載

本製品最大のセールスポイントである「TMRスティック(トンネル磁気抵抗)」。
これは磁気を利用した非接触センサーで、物理的な摩耗が発生しないため、従来のアナログスティックで問題となっていた「ドリフト現象(勝手に動く現象)」が起きにくい構造になっています。

実際に『スプラトゥーン』や『エアライダー』をプレイしてみましたが、操作感は非常に滑らかで高精度。
純正Proコンと比較しても遜色ない、あるいはそれ以上の耐久性が期待できます。
長期間ハードに使い込みたいゲーマーにとって、この安心感は大きなメリットです。
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Switch2用のCボタンや、ジャイロや背面ボタンも搭載で多機能

Switch 2から追加された「Cボタン」もしっかり搭載されており、ゲームチャットなどを手元ですぐに呼び出せます。
さらに、背面には左右に一つずつ割り当て可能なボタンがあり、ダッシュやジャンプなどの操作を割り当てることで、親指をスティックから離さずに複雑な操作が可能になります。

もちろんジャイロセンサーにも対応しており、特に遅延も感じなかったので、スプラでも問題なく使用できると思います。

ただ一点、気になったのはZRボタンとZLボタンの押し心地です。
純正Proコンのようなカチッとした感触ではなく、少し「グニッ」とした柔らかい感触です。

反応に問題はありませんが、トリガーの押し心地にこだわりのあるFPSプレイヤーなどは、少し好みが分かれるかもしれません。
HORIボタンで簡単に連射/連射ホールドの使用可能

新設された「HORIボタン」が非常に便利です。これを押しながら他のボタンを押すだけで、連射や連射ホールド、ボタン割り当て(アサイン)の設定が直感的に行えます。
特に『ポケモンZ-A』では(金策や色違い厳選作業)において、この連射ホールドによって簡易的な自動化は可能です。
▼本格的な自動化をしたい方におすすめなマクロコントローラー

PCなどを使わず、コントローラー単体でサクッと設定できる手軽さはHORI製品ならでは。
また、地味ながら素晴らしいのが「ボタンロック機能」です。

背面のスイッチを切り替えることで、HOMEボタンやHORIボタンの入力を無効化できます。
『スマブラ』や『スプラトゥーン』のガチマッチ中、力んでHOMEボタンを押してしまい試合中断…なんていう悲劇を物理的に防げるのは、競技勢にとってかなり重宝する機能だと感じました。
Amiibo、振動対応はなし

機能面でのトレードオフとして、「HD振動」「amiibo(NFC)」「ヘッドホンマイク端子」は搭載されていません。
振動がないため、ダメージを受けた時のリアクションなどは視覚と聴覚に頼ることになります。
また、amiiboを使ってアイテムを読み込みたい場合は、別途Joy-Conなどを用意する必要があります。
Joy-Conの代用で基本は問題ないと思いますが、頻繁にしようAmiiboを使用する方は注意してください。
ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch2のレビューまとめ

「ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2」は、純正Proコンの完全な代用品ではありませんが、「耐久性」と「便利機能」に特化した、非常に優秀なゲーミングコントローラーです。
【こんな人におすすめ!】
スリープ解除ができない点や振動がない点は惜しいですが、それを補って余りある「TMRスティックの安心感」と「連射機能の利便性」があります。
特にアクションゲームやRPGの周回プレイを快適にしたい方には、間違いなく「買い」の一台です!
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