【insta360 X4比較レビュー】8Kまで撮影できるようになった思い出を切り取る360度カメラ
どうも、旅行でVLogを撮影するのが大好きなうーたです。
僕も自身で購入しているほど愛用しているInsta360シリーズですが、360度カメラの最新モデル「Insta360 X4」が発売されました!
・8K30fpsでの撮影が可能になり、より高画質に
・バッテリー容量の増加で、135分撮影できるロングバッテリー
・レンズガードを標準搭載、音声操作対応で使いやすさもアップ!
高画質で思い出を切り取れる、最高に使いやすい360度カメラですよ!
X3ユーザーの私も早速購入したので、進化ポイントや新機能、実際に「Insta360 X4」を使ってみた感想をレビューしていきます。
この記事ではメーカー様より商品をご提供いただきレビュー記事を執筆しております。
【Insta360 X4レビュー】スペック
製品名 | 「Insta360 X4」 |
---|---|
重量 | 203g |
防水性能 | 10m |
360度動画解像度/フレームレート | 8K30fps, 5.7K60fps, 4K120fps |
360度写真解像度 | 72MP |
バッテリー | 2290mAh |
連続撮影時間 | 8K30fps: 75分, 5.7K30fps: 135分 |
その他の機能 | – 見えない自撮り棒 – FlowState手ブレ補正 – 360度水平維持 – AI音声制御2.0 |
【Insta360 X4レビュー】360度カメラで出来ること、進化した点
Insta360 X4は、360度カメラならではのユニークな機能が満載です。
360度カメラは、まだまだ使ったことがない人もいると思うので、主な機能はまとめました。
・360度撮影で思い出をまるごと残せる
・見えない自撮り棒でドローン風な映像を撮影
・シングルレンズモードでアクションカムに変身
・AI編集で初心者でもプロ級の仕上がりの映像を作れる
僕も前モデルのX3から使用していますが、中でも360度すべて撮影していることから、後からどのアングルの映像も切り取れるというところが気に入っています。
また、意外にもGoProのような他のアクションカムと同じようにも使えたり、自撮り棒を使えば三人称視点の撮影も可能です。
Insta360 X4は、前モデルX3からさらに進化しました。
8K画質と、連続撮影時間向上は恩恵がでかすぎます!
【Insta360 X4レビュー】デザイン、同梱物、重量
開封、デザイン
X3のデザインを踏襲しつつ、より洗練された印象です。
背面にはグリップしやすいように斜線状の凹凸が施されており、高級感があります。
ディスプレイは、大画面の2.29インチのディスプレイで前モデルより操作性が向上しているとのことです。
しかし、大きな差は感じず、x2→x3のときほどの差はないかも。
背面は、カメラ、ロゴ、ランプとマイク2つ。
右側面は、マイク、スピーカー、電源ボタン、カスタマイズ可能なクイックボタンがあります。
左側面はUSBーType Cポート、バッテリー交換口、Micro SDの挿入口があり、このあたりは大きな変更はないですね。
本体メモリはないので別途Micro SDカードが購入必要で、公式ストアで、公式認定のMicro SDカードがあります。
別途購入しても使えますが、結構推奨環境は厳しいので、しっかりチェックしてから購入することをおすすめします。
同梱物
〈通常セット〉
・Insta360 X4本体
・充電ケーブル
・保護ポーチ
・クイックスタートガイド
・標準レンズガード
〈プレミアムレンズガードキット〉
・プレミアムレンズガード
・レンズキャップ
・見えない自撮り棒
通常のセットの内容でも使用に必要なものは大体入っており、中でも標準レンズガードが入ったのが大きなメリットですね。
収納ケースに入れた状態で持ち歩くと取り出すのが面倒なのと、取り出さないと充電できません。
ただ、レンズガードさえつけとけば致命的に故障してしまう撮影ができなくってしまうリスクはぐっと減るので、標準で付属してくれるのは非常に嬉しいです。
レンズガードは、ツメにひっかけてひねれば簡単に脱着できるようになりました。
X3のときのレンズガードは、粘着式だったので、使用感が改善したポイントですね。
なお、標準レンズガードはプラスチックですが、ガラスでさらに頑丈になった、プレミアムレンズガードもあります。
重量
X3よりも公称値で33g重くなりましたが、レンズガードを着けても203gと軽量な部類だと思います。
グリップ感があるためか思ったよりはX3との差を感じないですが、長めの自撮り棒とかで撮影するときは重く感じるかも。
少しだけ重くなりましたが、持ちやすさやバッテリーの向上を考えるとトレードオフ以上だと思います
【Insta360 X4レビュー】作例、使用感
手に収まる8K画質、レンズガードで持ち運びしやすい
手持ち撮影で撮影してみましたが、なんといってもこの軽量ボディで8Kで撮影できることに驚かされます。
縦長になりましたが、スマホみたいな持ち方をすると、かなり良い感じでグリップできます。
また、レンズガードが標準で付属したことによって、ポケットに入れてさっと取り出して撮影する、みたいな使い方もしやすくなりました。
注意点として、レンズガード装着することによって、360度の映像の撮影の際に歪みが発生することがあります。
おそらく、前後のカメラの映像のつなぎ目の部分の補正がレンズガードでずれることにより、歪みが発生していると思われます。
歪みは気になるときがありますが、レンズガードは簡単に取り外しができるので、一時的に取り外すとかでも対応可能です
魔法の自撮り棒も健在、使いやすい85㎝も
360度カメラの最大の魅力である「見えない自撮り棒」はX4でももちろん健在です。
まるでドローンで撮影したような、浮遊感のある映像を簡単に撮影できます。
今回は85cmの自撮り棒を使ってみましたが、長すぎず短すぎず、ちょうど良い長さだと感じました。
三脚で固定撮影、空間の雰囲気を記録で残せて、切り取っても高画質
風景や集合写真など、その場の雰囲気を残したいときに最適です。
というのも超広角どころか360度すべてを記録できるので、撮り逃がしがありません。
また、後から見返したときに空間すべてが移っているので、「思い出の様子」をありありと思い出すことができます。
8Kの高画質で撮影すれば、後から一部分を切り取っても、スマホなどで撮影した写真と遜色ないクオリティです。
思い出に残したい場面で、とりあえず360度の高画質で撮っておけば失敗しない素晴らしいカメラです!
【Insta360 X4レビュー】連続撮影時間検証、X3と比較
X4は公式スペックでは、8K30fpsで75分、5.7K30fpsで135分の撮影が可能とされています。
X3と5.7K30fpsで連続撮影時間の比較検証をしてみましたが、大幅に進化しており、139分の連続撮影ができました。
X4 ▶ 139分=合計139分(バッテリー切れで停止)
X3 ▶ 30分+30分+22分=合計82分(バッテリー切れで停止)
X3から比較すると約1.7倍の連続撮影時間となります。
しかも、X3では約30分弱で分割されてしまっている中、X4はそのまま録画回し続ける事ができ、結局139分の360度動画撮れました。
この長時間撮影のおかげで、僕は30分以上のショー丸ごと撮ったり、食事中全て撮影しても余裕で撮影できました。
一方8Kで撮影したところ、バッテリー残量が50%前後あっても30分ほどでバッテリー切れとなりました。
バッテリーの持ち時間は撮影モードや設定によって大きく変動するため、注意が必要です。
連続撮影時間の向上が、実は一番の進化かもしれません!
【Insta360 X4レビュー】画質や手ブレ検証、x3との比較
画質比較、8K解像度は切り取っても高画質に
Insta360 X4は8Kでの撮影が可能になり、X3よりもさらに高画質になりました。
▼シングルレンズで4Kの同条件で撮影したとき
シングルレンズで同じ解像度で撮影した際には、わずかにX4のほうが逆光での処理が上手く、色鮮やかに録れた印象です。
▼360度動画、8K対5.7Kで一部分を切り取ったとき
360度はX4が8K、X3が5.7Kで撮影してみましたが、360度動画で見ている分には大きな差は感じません。
しかし、一部分をズームすると、地面の草や階段になっている木のディティールには差が出ているので、画質はしっかり上がっていることがわかりますね。
なお、夜間撮影についてはほとんど変化がなく、依然として厳しめ。
夜間撮影を重視される方は、Insta360 Ace Proなどを検討したほうが良さそうです。
夜間はきついものの、それ以外はX4の画質はかなり向上しています!
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【Insta360 X4レビュー】良いところ、気になるところ、おすすめな人まとめ
Insta360 X4は、8Kの高画質で思い出を鮮明に残せる、まさに「思い出クリエイター」と呼ぶにふさわしい360度カメラです。
多少気になる点もありますが、それを補って余りある魅力がたくさん詰まっています。
ぜひあなたもInsta360 X4で、新しい映像体験を楽しんでください!