【BenQ EW2880Uレビュー】在宅ワークにも最適。アイケア技術搭載で目に優しく使いやすい4Kモニター
どうも、週3在宅勤務のうーた(@u_ta_kasou)です。
僕は普段在宅ワークでウルトラワイドモニターと27インチのモニタを使用していますが、解像度が低いためか目がショボショボすることが多くなってきました。
そんな中、在宅ワークにもエンタメにもバッチリな4K高解像度モニターが発売されました。
EW2880Uです!
・独自アイケア技術により目に優しく長時間作業に最適
・リモコン付きで使いやすく、USB Type-Cで簡単接続
・3W×2高音質treVoloスピーカーでエンタメにもばっちり
目に優しく使いやすい、作業にもエンタメにもバッチリな4Kモニターでしたよ!
この記事では、27インチBenQモニターを愛用してきた僕が、EW2880Uの良いところ、いまいちなところを正直にレビューしていきます。
この記事はメーカー様より商品をご提供頂き執筆しております
EW2880Uのスペック
画面サイズ | 28インチ |
解像度 | 4K UHD(3840 x 2160) |
パネル | IPS |
視野角(左右/上下) | 178°/178° |
応答速度 | 5ms (GtG) |
リフレッシュレート | 60Hz |
アスペクト比 | 16:9 |
画素密度 | 157ppi |
スピーカー | 3W x 2 |
接続 | HDMI 2.0 x 2 DisplayPort 1.4 x 1 USB Type-C 〇(60W給電) |
外形寸法(W x H x D) | 約637×421~521×277mm |
本体重量 | 約7.9kg |
EW2880Uのデザイン、同梱物
・モニタ本体
・スタンド
・電源コード
・USB Type-Cケーブル
・HDMIケーブル
・リモコン
・説明書
開封して同梱品をチェックしてみましたが、なんといってもリモコン付きなのが好印象。
また、電源がACアダプターなしなので配線を圧迫しないのが良いですね。
設置し正面から見ると、下部にHDRiボタンと周辺光を感知するセンサー。
デザインとしては3辺ベゼルレスとなっています。
側面から見ると厚みは結構あります。
裏面にはスタンドを接続するための凹みと、ボタン類がまとまっています。
スタンドの接続は、ネジが不要でカチャっとはめるだけ。
接続が簡単でいいですね。
また、モニターアームの取り付けも可能で、VESAマウント 100 x 100mm規格にあったものであれば取り付けることができます。
接続端子は下部にまとまっています。
〈接続端子〉
HDMI 2.0 x 2
DisplayPort 1.4 x 1
USB Type-C 〇(60W給電)
ポイントはUSB端子に対応していることで、MacbookなどUSB Type-C出力に対応している端末であれば、出力と60W給電を一本にまとめられるのが良いですね。
スタンドはかなりしっかりとしており、スライドして高さ10cm変えることができます。
さらに、前後だけでなく、左右にも傾けることもできるので、画面の角度の自由度が高いです。
デュアルモニターのときなどに、左右の角度を変えられるのは便利そうです。
また、スタンドに穴が空いているので、ケーブルを通すことができるようになっています。
なお、注意点としてスタンドのしっかりしていて高さや角度の自由度が高い代わりに、足が大きいです。
奥行きは27cmほどありますので、デスクの奥行きが足りそうかは事前にチェックしましょう。
スタンドが優秀ではありますが、奥行きが足りない人はモニターアームで代用するのはアリですね。
EW2880Uの使用レビュー
繊細な4K映像、色鮮やかで環境に合わせて表示するHDRi技術
ほぼ同サイズのBenQの随分前のモニターと並べてみました。
やはり3辺ベゼルレスなので本体のサイズは小さいのに、28インチと表示領域が大きいのが良いですね。
また、4K画質なのでかなり繊細で、また特に設定しなくても色鮮やかに発色されていて見やすい印象です。
EW2880UはHDRに対応しており、画面右下のボタンでHDRをかんたんに有効にできます。
そうすると白飛びした表現を抑えることができ、夜の街の映像とかでもかなり実際に目でみた映像に近い映像で見ることができます。
また、HDRi技術によって周辺光に合わせて映像も見やすく反映されるので、どんな環境下でも見やすくなっています。
シネマ用とゲーム用の設定が、まさにくっきりはっきりとした映像を見ることができました。
目に優しいアイケア機能
BenQのモニターにはアイケア機能が搭載されており、主な機能は下の3つです。
まず、1つ目はブライトネスインテリジェンス(B.I.)機能で、モニター下部のセンサーで輝度を検知し、明るさを調整してくれます。
暗い部屋でモニタだけ明るいとかなり目が疲れるので、スマホと同じように輝度を自動調整してくれるのは嬉しいですね。
2つ目はブルーライトの低減機能です。
ブルーライト低減のマルチメディアをONにしてみると、わずかに黄色みが強くなり目に優しくなりました。
ブルーライトカットレンズをかけたあの感じに似ていて、これくらいであれば常に付けておいてもゲームや映画以外では気にならないかもしれません。
なお、書類モードにすると白黒表示にすることも可能で、電子書籍は長文の論文をじっくり読みたいときなどに最適。
3つ目はフリッカーフリーです。
フリッカーとは、バックライトが点滅したように見える画面のちらつきのことで、目の疲れの原因になるとされています。
画像と文字ではなかなかお伝えするのが難しいので、フリッカーについては下記の動画をご参照ください。
そのフリッカーを抑えるための技術が使用されているフリッカーフリー対応のEW2880Uでは、ちらつきを感じずノンストレスでした。
らくらくリモコン操作で使い勝手抜群
案外モニターは電源を入れたり、入力切り替えするのが面倒です。
というのも、電源が本体の側面とか裏面にあることが多く、わざわざ腕を伸ばして電源をつける必要があります。
EW2880Uは、リモコン搭載なので手元のリモコンでサッと操作することができます。
電源をすぐに入れられるのもいいですが、僕はゲーム機とPCを接続しているので、端末の切り替えが気楽にできるようになったのも大きいですね。
音量の調節もできるので、映画を大音量で見たい時もスムーズです。
音に広がりがあるtreVoloスピーカーでエンタメにも最適
EW2880Uは音にもこだわっているようで、3W×2の高音質treVoloスピーカーが搭載されています。
こちらも以前の音源と比較して、フリー音源を再生してみました。
モニター内蔵スピーカーにしては、中音、高音域のクリアさ、音の広がりが明らかに以前のモニターより優れていることがわかります。
もちろん外付けのスピーカーには劣りますが、十分映画やゲームも楽しめそうな音質。
少なくともスマホやタブレットより迫力のある音でしたよ。
リフレッシュレート60Hzなので、FPSなどには向かない
唯一気になった点としては、リフレッシュレートの上限が60Hzであることです。
PCのFPSやTPSでは、高度な撃ち合いで勝つためには高リフレッシュレート120Hz以上のモニターで遊ぶのが良いとされています。
また、僕は普段100Hz対応のウルトラワイドモニターを使っているので、ブラウザのスクロール少し残像を感じやすかったです。
ゲームについては、下記のフォートナイトでの比較動画を参考にしてください。
ただ、ゲームでもSwitchやPS4では60Hzが限界ですし、PS5やPCでガッツリ遊びたいガチゲーマー以外はそんなに気にならないかと思います。
普段の作業や映画の時は、使用上は全く問題はありません
EW2880Uのレビューまとめ
〈Good〉
・独自アイケア技術により目に優しく長時間作業にも最適な4Kモニター
・リモコンとUSB Type-C接続で使い勝手抜群
・3W×2のtreVoloスピーカーで、外付けスピーカーがなくてもエンタメを楽しめる
〈Bad〉
・リフレッシュレート上限60Hzなので、ガチゲーマーには不向き
EW2880Uは、高画質、高音質、使い勝手良しと3拍子揃った4Kモニターでした。
約5万円で購入できるモニターとしては、かなり高水準でまとまっていたので、高品質な4Kモニターを購入したい方は是非チェックしてみてくださいね。
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。
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